そういえば普段持ち歩いているピルケースもこれでした

自宅の常備薬の鎮痛剤が切れてしまったので、昨日薬局に買いにいきました。普段からそれほどの頻度で服用しているというわけではなくて、主にいざというときの気休め・お守り・プラシーボ効果のためのものなので、正直なところ「痛み止め」とさえ書いてあればどのメーカーのものでも良かったのですが、選んだのはアスピリンでした。

選定理由を一言で申し上げるなら語感ですね。発声のしやすさといい絶妙な位置に配置された半濁音といい、声に出したくなる良い名前だと常々思います。主成分のアセチルサリチル酸という名前からして既に、その昔少々化学を嗜んだ身としては琴線に触れるワードだというのにも関わらず、そこからさらにこの耳なじみのよい製品名が生み出されているという点も非常にポイントが高いです。

我々の業界に関したものですと、バビネソレイユ補償板とかはなかなかぐっとくるお名前です。短いものだとYAG(ヤグ)とかも非常に語呂がよくて格好いいと思うのですが、初めて耳にしたときはYttrium(イットリウム)、Aluminum(アルミニウム)、Garnet(ガーネット)の頭文字などとは思いもつかず、先輩にそれってどんな漢字ですかと聞いたというほろ苦い思い出があるので、このことにはあまり触れないでください。

#というわけで歯医者に予約を入れた…Tak