そんな瞳で訴えられてもご期待に沿えない時もある

私の家の周りにはあまり食事処がなく、ちょっと外食したいと思うとどうしても遠出になってしまうので、もっと近所に良い店ができないかなぁなどと思うことがしばしばあります。

特に、最寄り駅から自宅までを最短ルートで歩くと、道中には飲食店も食料品店もほぼ皆無なので、空腹時にこの道を歩いているとついついそういった想像を働かせがちです。

しかしながら、毎日の食事を楽しみに生きていると言っても過言ではない私であっても、やむなくそれを諦めなければ時というのがもちろんある訳で。

21時以降の絶食を申しつけられた健康診断の前日、うっかり仕事が長引いて晩ご飯を食べ損ねた私にとって、何の誘惑もない駅からの帰路は精神衛生上大変好ましいものでした。

こんな時だけは魅惑的な看板やら美味しそうな匂いやらがなくて本当に良かったと思います。

#今年も成長期が続いていた…Tak