たぶんこの白線には何の罪もない

弊社の社用車には安全な運転をサポートする機能がいろいろとついています。ただ、確かに安心感がある一方で、どうにも誤動作を起こしたとしか思えない挙動もしばしば見かけられるため、逆に不安になることもあります。

特に多いのが前の車や対向車との距離が近いというアラームです。これは事故回避に最も直結する機能だと思っているのですが、明らかに周囲に車がない状況でもこのアラームが鳴ることが偶にあります。私の経験ではどうも太陽の方に向かって走っているときや、夜間に対向車とカーブですれ違う時などに誤作動が起こることが多いように思うので、対向方向からの強い光が何かしら関係しているのではないかと推測しています。まだ音がなるだけで済んでいるのでいいですが、これでもしブレーキが効いちゃったりするとかなり怖いでしょうね。

次に多いのが車線逸脱のアラームです。これも明らかに車線のど真ん中を走っている時に鳴ることもあって、原因がさっぱり判りません。どうも左右の白線などを見て判断しているようなので、線が消えかけていたり逆に線じゃないものを線だと認識してしまったときなどに起こるのではないかと推測はしていますが、未だにはっきりとしたパターンが掴めていません。そしてこの機能は車線逸脱を回避するように自動でハンドルが動くので、何もないはずのところで起こるたびにびくっとなってしまいます。

最後が、信号待ちの時などの「前の車はもう発進したよ」というアラームですね。これを誤動作と言うのは少々酷ですが、まだ赤信号なのに前の車がフライングした時などにも鳴ってしまうので、結構な頻度でイラッとすることがあります。この機能だけは別に常にオフにしてもいいかな、と。

近年の痛ましい事故のニュースなどを目にするたびに自動運転技術の進歩に期待は高まりますが、こういった状況だと完全な自動運転が実現する世の中というのはまだまだ先なのかななんてことを思ってしまいます。せめてその時代がくるまでは自分自身の安全運転だけでも精一杯努める次第です。

#省エネ運転をモットーとする…Tak